上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ボスニア・ヘルツェゴビナに入りました。より、紛争の印象の強い町です。

今はもう安定していて、観光客も多いですが、実際、街にはボロボロの建物があり、今も使われている建物にも弾痕が残ってます。
s-IMG_3140.jpg

s-IMG_3143.jpg

砲弾で外壁以外、本もほぼ全て焼失した国立図書館。修復には少なくとも3年はかかるそうです。

s-IMG_3178.jpg



1992-95年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。もともと、セルビア人、クロアチア人、ムスリム人が、仲良く暮らしていた国。民族関係なく結婚も行われてた平和な国。が、ユーゴ解体の影響で独立を求めるクロアチア人、ムスリム人、ユーゴ残留を求めるセルビア人。民族同士の争いは、親戚、ご近所同士も敵になります。こんな悲しいことないです。てか、親戚を民族が違うから今日から敵!!て、思えないですよね、普通。でも、普通が普通でなかったこのころ、20万人の犠牲者が出たのです。


ここにきて、初めて知ったことの一つ。1984年、私の生まれた年はサラエボオリンピック開催の年。オリンピック会場を見に行きました。

s-IMG_3109.jpg

今でも、このマークのお土産が売ってる。

メインスタジアムは修復され、少し前、U2のライブなんかもあって大盛り上がりだったとか。

ここは、当時の補助グラウンド。写真を撮るか、すごく迷ったのですが、このブログを読んで、平和について考える人が増えたら、と思い、シャッターを切りました。

s-IMG_3114.jpg

白いの、お墓です。

当時、亡くなった人を埋める場所がなくなり、オリンピックの補助グラウンドも墓地になりました。攻撃の少ない朝方と夕方に運んだそうです。
墓地には行ってみると、ほんとに、新しいお墓が多いことに気付きます。一応分けられてはいますが、イスラム教、キリスト教どっちもあります。(白いお墓はイスラム)そして、その新しいお墓のほとんどが92年から95年に亡くなった方。墓石には生まれ年と亡くなった年がかいてあります。

1981-1993

1983-1992


私と同年代の子のお墓もありました。これを見た時はショックでした。この紛争が、ほんとに最近だったこと、私の年代にも深く関わっていたこと。生まれた場所が、民族が違っただけで、全く違う人生になってたこと。自分はなんて幸せなんだろう、生きていることに感謝すべきだ、ということを深く感じました。


帰りにサンドイッチ屋で女の子と話しました。9歳のイヴァナちゃん。人懐っこくて、かわいくて、いいねと褒めたストラップを会って5分の私にくれました。この子は紛争時を知らないんだなぁ。ほんとに無邪気で、がんばって英語を話してくれて、、、この子のためにも、世界は平和にならないとな。今まで、なんとなく祈ってたけど、これからは教会、モスク、神社、寺にいったら、本気で世界平和を祈れる、祈ろうと思った。実際、このあと教会にも行きました。信者じゃないから意味ないのかもしれないけど。

s-IMG_3116.jpg


地下トンネルも見に行きました。サラエボがセルビア人軍に包囲された時、食糧や武器を運んびました。

s-IMG_3158.jpg
入口のある家が博物館になってる。一見普通の民家

英語ガイドだったので、あまり説明を理解できなかったのが非常に残念でしたが、ある人の質問が印象的でした。今は、セルビア人とムスリム、クロアチア人は地域を分けて住み分けてます。

ツアー客「今後、民族ごとに独立すると思いますか?」
ガイド「nothing」

(これ一言ではなかったのですが後の言葉の解釈から)何も起こらないよ、と言った彼。まだ20代と見える。何も起こらない、何も起こらないでほしい、平和を強く願うことばだな、と感じました。戦争のとき、どう過ごしてたの?聞きたかったけど、聞いちゃいけない気がして聞けなかった。英語力の問題もあるけど。



サラエボに来てよかった。私が考えたように、このブログを読んで、少しでも平和について考えてくれたらうれしいです。


s-IMG_3174.jpg
第一次世界大戦のきっかけとなった、サラエボ事件の橋。

s-IMG_3170.jpg

旧市街バシチャルシァはお土産屋やカフェが並ぶかわいいところ。観光客で賑わう。


s-IMG_3125.jpg
公園で特大チェスをするおじさんたち。誰がプレイヤーかわかりずらい。そして、観客の口出しがうるさいw


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://eriiisw.blog32.fc2.com/tb.php/164-8d62a1e8
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。