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2009.10.24 旅の終わり

パソコンの調子も良くなり、なんとかすべての日記を更新しました。暇な方、読んでみてください。ちゃんと端折らずに書きました!!


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さて。私の1年間世界一周も終わりを迎えました。
3か月過ぎたらあっという間だよ、と聞いてたけど、本当にそうだった。


成田に着いて、看板やアナウンスが日本語なのに違和感を感じ、半年前の一時帰国の時にはあまり感動しなかった、“おかえりなさい”看板に立ち尽くす。

海外では“日本”よりも“JAPAN”をよく使うわけで、”welcome to Japan””Japan airlines””~~japan”。英語の多い空港だからこそ、JAPANに溢れていて、Japaneseの自分が、JAPANに帰ってきたんだ、HOMEだ。という、何とも言えない気持ちが押し上げてきた。

泣きそうになりながら、出口前で気を引き締め、外へでる。

母親が迎えに来ていた。3か月前にロンドンで会ったばかりだけど、やっぱり家族にあうと“帰ってきた”という実感がまた強くなる。泣くつもりはなかったけど、「よく無事で帰ってきたね」と感極まる母にハグされたら、堪えきれなかった。母に抱きついたのはいつ振りだろう。本当に子供のころぶりかもしれない。


帰ったら父はいつものように迎えてくれ(仕事に行くのを待っててくれた)、妹には寝ているところを「夕飯手伝って」と起こされ、犬は母親に走って行こうとするのを無理やり抱き上げた。

そんなドライな家族だけど、私の家族。家にすんなり溶け込む。


夕飯の時“ヘキサゴン”を見ながら、キャニオンスイングを飛んだ上地くんを見つける。頭良くなってんな、なんて考えてたら、父親に「達成感はあるのか?」と聞かれて、その言葉にびっくりした。

“達成感”それを感じるべきなのか。そんな言葉、すっかり忘れていた。ただ、終わるのが淋しくて、まだ旅を続けたい、オーストラリアに居たいって気持が強くて、夢の達成を考える暇はなかった。日本は好きだし、家族や友達が恋しいのは本当だったけど、、、正直、“終わり”を認めたくなかった。達成感とは違うもんもんとした何かがある。まだ終わったことが認められないのかもしれない。


何が変わったのか。なにか、変わったのか。

劇的に変わったことは特にないと思う。
見た目を気にしなくなってきたとか、英語がちょっとうまくなったとか、友達が増えたとか、そんなものはいいとして。考え方が少し変わったと思う。

出発前よりも、
“旅”が好きになった。
“世界”が好きになった。
“英語”が好きになった。
“日本”が好きになった。

いろんな“人”“文化”“宗教”“考え方”“歴史”をみて、それを勉強したいと思ったし、どんなそれでも、受け入れられるようになった。違うから面白い。



どこかの旅行者がいっていた。

「世界は近づいている。どの国も都会は似ていて、食べ物も似通ってきている。どうして、近づけるんだろう、そこの文化を大切にすればいいのに。」

確かにそうだ。何カ国も通ってきてなんとなく気づいていたこと。改めて言葉にされてはっとした。

アジアが汚いのも、南米で英語が通じないのも、アフリカのお土産が木彫りの動物や人形ばっかりなのも、ヨーロッパの物価が高いのも、日本人が謙虚なのも、そりゃあ、どこも綺麗で、英語が通じて、いろんな種類のセンスいいお土産があって、物価が安くて、みんなオープンな性格だったら旅はしやすいだろう。でも、それぞれに歴史があって、それぞれの文化があって、その違いを見るのが旅の楽しみだ。



最後に読んでいた、村上春樹の“遠い太鼓”のなかで、


“外国に行くと、「世界は広いんだ」という思いをあらたにします。でもそれと同時に「文京区だって広いんだ」という視点もちゃんとあるわけです。僕はどちらの視点も正しいと思います。そしてこのようなミクロとマクロの視点が一人の人間の中に同時に存在してこそ、より正確でより豊かな世界観を抱くことが可能になるはずだと思うのです。”

という文章があった。納得した。
そう、世界の考え方の広さに気づくと同時に、日本人の多様さ、日本の文化の奥深さも感じるわけです。どこまで正しいのかわからないけど、私の世界観は確かに変わった。変わったというよりも、広がった。知らない世界はまだたくさんある。もっと世界を見たいと思った。



応援してくれた人、心配してくれた人、すべての日本の友達に、家族に、海外で会った友達に、助けてくれた人に、感謝します。

お決まりですが、本当にみんながいたからこそ私は旅を続けていけたわけで、“一人旅”だけど、完全な一人ではなかった。たくさんの人の支えがあったからこその旅だ。そして、“一人旅”だからこそ、二人旅よりもたくさんの出会いがあったと思う。



この旅に後悔はない。

旅立ってよかった。




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